使ってみないと良さが分からない商品か
見れば分かるものにサンプルは要りません。写真で判断できる商品に試食を付けても、判断は増えません。
逆に、味、書き味、読みやすさ、相性のように、体験しないと分からない性質が中心なら、サンプルは判断そのものを前に進めます。
Free article — 行動経済学 / B-05
20ページのPDFを無料で配りました。3日で300件ダウンロードされました。感謝のリプライも来ました。そして、同じ人たちに向けて出した4,000円の商品は、1件も売れていません。
この状況を、たいてい二通りに解釈します。「無料で満足させてしまった」か、「無料の質が高すぎた」か。どちらも、それらしく聞こえます。そして、どちらも、たぶん間違っています。
無料は、価格表のいちばん左端ではありません。人の頭の中では、0円は「とても安い」ではなく、別の種類の判断として処理されているように見えます。この記事は、その違いを分解して、無料を使う場面と使わない場面を分けます。
読んで15分ほど。無料の設計を決める4つの質問つき。全文無料です。 この記事に入力欄はありません。答えの保存も、送信も、採点もしません。読み終えたときに、いま配っている無料のものを続けるかどうか、自分で決められる状態になっていれば十分です。
説明より先に、一つだけ
有名な実験があります。机の上に、高級チョコレートが1粒15セント、ふつうのチョコレートが1粒1セントで並んでいます。どちらか一つだけ買えます。この条件だと、多くの人が高級なほうを選びます。1セント払っても、そのほうが得だと考えるからです。
次に、両方とも1セントずつ値下げします。高級チョコレートが14セント、ふつうのチョコレートは0セント、つまり無料になります。二つの差額は、さっきと同じ14セントのままです。得の構造は何も変わっていません。
それでも、選ばれ方は大きく動きました。多くの人が、無料のほうへ移ります。同じ差額なのに、片方が0円になった瞬間に、比較そのものが行われなくなったように見えます。
0円は、いちばん安い価格ではありません。価格をつけないという、別の選択です。
この実験を報告した論文(シャンパニエ、マザー、アリエリー、2007年)は、これを「ゼロという特別な価格」と呼んでいます。ここでの言い方を借りると、0円のものは、損得の計算にかけられる前に、別の棚に移されている。損をする可能性がないので、比べる必要がなくなるからです。
さて、ここからが売り手側の話です。あなたが無料のものを配ったとき、それを受け取った人は、あなたの有料商品と比べていません。比べていないのだから、無料の質が高かったせいで有料が霞んだ、という説明も、たぶん当たっていません。ただ、別の棚から取っただけです。
念のため。これは「そういう傾向が報告されている」という話であって、全員に必ず起きる法則ではありません。実験室で数十円のチョコレートについて起きたことが、あなたの4,000円の商品でそのまま同じ大きさで起きる保証はありません。
返報性の、正確な意味
「無料で価値を提供すれば、返報性で買ってもらえる」。この言い方は広く使われていて、そして半分だけ正しい。まず、元になった研究のほうを見ます。
1971年のデニス・レーガンの実験です。参加者は、別の参加者(実は実験の協力者)と一緒に作業をします。休憩のとき、協力者が席を外し、頼まれてもいないのに飲み物を買ってきて、片方の条件では参加者に手渡します。もう片方の条件では何も渡しません。そのあと、協力者が「くじ引き券を買ってくれませんか」と頼みます。
先に飲み物を受け取っていた人のほうが、券を多く買いました。ここまでが実験の内容です。ここから先は、この結果をどう読むかの話になります。
よくある読み方は「先に与えると、相手に返す義務が生まれる」です。私はこの読み方を採りません。実験が示したのは、頼みに応じる人が増えた、ということであって、応じなかった人が義務を果たさなかった、という話ではないからです。応じなかった人も、実験の中には普通にいます。
返報性は、起きることがある現象です。売り手が発生させられる債権ではありません。
この区別は、抽象的な倫理の話ではなく、実務にそのまま効きます。「返報性で買わせる」つもりで無料を配ると、配ったのに買われなかったときに、あなたは相手に対して腹を立てます。そして、次の無料はだんだん出し惜しみになります。出し惜しみされた無料は、受け取った人にすぐ伝わります。
逆に、返してもらう前提を外して配ると、配ったこと自体が完結した行為になります。この場合、無料の役割は「借りを作ること」ではなく、「あなたが何をする人なのかを、実物で示すこと」に変わります。前の記事で書いた、証拠の階段の三段目です。
この不満が出るとき、たいてい起きているのは次のどれかです。ひとつ、受け取った人が、そもそもあなたの有料商品の対象者ではなかった。ふたつ、無料のものが単体で完結しておらず、続きが必要だという実感が生まれなかった。みっつ、無料と有料が、相手の頭の中で別の棚に入ったまま、一度も並べられなかった。
三つ目がいちばん多いと思います。そして、これは解決できます。無料を渡すときに、有料が何であるかを同じ場所で説明しておくだけです。売り込む必要はありません。ただ、棚を並べておく。並べておかないと、比較は一度も行われません。
試食は、いつ効くのか
無料サンプルの効果については、実データを使った分析があります。バワとシューメーカーが2004年に、無料サンプル配布がその後の売上にどう効いたかを分析した研究です。ここでも効果の大きさは持ち出しませんが、考え方の枠は使えます。
サンプルが効くための条件を、売り手側から書き直すと、こうなります。
見れば分かるものにサンプルは要りません。写真で判断できる商品に試食を付けても、判断は増えません。
逆に、味、書き味、読みやすさ、相性のように、体験しないと分からない性質が中心なら、サンプルは判断そのものを前に進めます。
途中で切れたサンプルは、渡したのではなく、取り上げたことになります。「続きは有料」で終わる冒頭は、不満だけを残します。
小さくても、そこまでで一つ終わる単位を選びます。ワークシート1枚、手順の1段階目、章のうち一つ。
消耗品なら、なくなればまた要ります。一度きりの情報商品には、その構造がありません。
この場合、サンプルの役割は「次も買わせる」ではなく「一回の購入を決めさせる」に変わります。設計が別物になります。
駅前で全員に配るのと、その商品を探している人に渡すのとでは、同じサンプルでも意味が違います。
Xで「無料配布、RTで応募」と書くと、集まるのは対象者ではなく、無料配布に反応する人です。ここは後でもう一度触れます。
情報商品や作品を売っている人にとって、いちばん引っかかるのは条件03だと思います。一度買ったら終わりの商品では、サンプルの目的が「習慣化」ではなく「一回の判断の完了」になる。だとすると、渡すべきは「たくさんの一部」ではなく、「全体の構造が見える一部」です。
具体的には、目次の全部と、本文のうち一章。分量としては控えめでも、全体がどう組み立てられているかが見えるほうが、判断は進みます。逆に、目次を隠して本文だけを出すと、量は多いのに判断材料が少ない、という奇妙な状態になります。
サンプルの仕事は、満足させることではなく、判断を終わらせることです。
安いと、悪く見えるのか
「安くすると安っぽく見える」「無料にすると価値がないと思われる」。この心配は、まったくの的外れではありません。ただ、いつでも起きるわけでもありません。ラオとモンローが1989年に、複数の研究をまとめて検討した総説があります。
そこで整理されているのは、価格が品質の手がかりとして使われる度合いは、状況によって変わる、ということです。他に判断材料が乏しいほど、価格に頼られやすい。逆に、実物を触れる、仕様が読める、作り手のことが分かる、といった材料があるほど、価格の役割は小さくなります。
ここから、実務的な結論が一つ出ます。「安くすると安っぽく見える」を心配している人がやるべきなのは、値上げではなく、価格以外の手がかりを増やすことです。仕様を書く、中身を見せる、作った人の考え方を書く。手がかりが増えれば、価格が背負う役割は自動的に減ります。
そして無料についても同じことが言えます。無料のものが「どうせ大したことない」と思われるとしたら、それは0円だからというより、0円しか手がかりがないからです。無料のPDFに、対象者と、含まれるものと、何ページかと、どこまで扱うかが書いてあれば、0円という数字の比重は下がります。
この総説は、条件によって効き方が変わることを整理したものです。「この値段にすればこう見える」という換算表ではありません。あなたの分野で価格がどれくらい手がかりとして使われているかは、あなたの側で確かめるしかありません。
値段は、関係の種類でもある
もう一つ、無料と有料のあいだで起きることを見ておきます。グニージーとルスティチーニが2000年に報告した、保育園の話です。
お迎えに遅刻する保護者を減らすため、いくつかの保育園で遅刻に対する少額の料金を導入しました。狙いは遅刻の抑制です。実際に起きたのは逆で、遅刻はむしろ増えました。そして、料金を廃止したあとも、遅刻は元の水準には戻りませんでした。
論文のタイトルが結論を言っています。罰金は、価格である。それまで遅刻は「先生に迷惑をかける、申し訳ないこと」でした。料金がついた瞬間に、それは「お金を払えば買える延長サービス」になりました。金額の大小の問題ではなく、関係の種類が入れ替わったのです。
値段をつける/つけないは、数字の選択ではなく、関係の選択です。
この話は、無料相談をやっている人に、そのまま刺さります。無料でやっているうちは、相手はお願いする側の顔をしています。有料にした瞬間、相手はお客の顔になります。これは相手が急に横柄になったのではなく、関係の種類が変わったというだけのことです。
どちらが良いという話ではありません。ただ、片方だけを期待するのは無理があります。「お金は取りたいけれど、感謝もしてほしい」は、二つの関係を同時に求めています。有料にすると決めたなら、相手が要求してくる側に回ることも、一緒に引き受ける必要があります。
逆向きにも効きます。無料でやっている活動に値段をつけると、それまで来ていた人の一部は離れます。その人たちが薄情なのではなく、無償の関係にいた人が、有償の関係を選ばなかったというだけです。ここを個人的な裏切りとして受け取ると、値付けの判断がずっと難しくなります。
書き直してみる
見本を一つ用意しました。実在の誰かの投稿ではなく、この記事のために書いたものです。
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BEFOREの「有料級」は、価格を手がかりに使おうとして、確かめられない形で使っています。AFTERは価格の話をやめて、対象者、分量、単体で完結すること、条件がないこと、そして有料版が存在することを書きました。無料と有料が同じ場所に並んでいるので、受け取った人は初めて両方を比べられます。
条件をつけると、受け取る前に一手間が入ります。この一手間は、二つのことを同時にやります。ひとつは、拡散を増やすこと。もうひとつは、無料を「タダではないもの」に変えることです。
後者が効いてしまうと、さっきの0円の話が崩れます。条件つきの無料は、頭の中では0円の棚ではなく、支払いのある棚に入ります。支払っているのはお金ではなく、自分のタイムラインです。そして、その支払いに見合うかどうかの計算が始まります。計算が始まった瞬間、あなたの資料は「有料級」と自称する見知らぬPDFとして評価されます。
条件を外すのが常に正解だとは言いません。拡散が本当に必要な局面はあります。ただ、外したときに何が戻ってくるのかは知っておく価値があります。戻ってくるのは、比較されずに受け取られる、という性質です。
無料が集める人
無料配布でいちばん見落とされやすいのが、集まった人の性質です。300件ダウンロードされたとき、その300人が誰なのかは、配布の設計で決まっています。
「無料配布」という言葉だけを見出しにすると、集まるのは、その内容に困っている人ではなく、無料配布に反応する習慣がある人です。両者は重なりますが、同じではありません。そして後者のほうが、たいてい数が多い。
これは詐欺でも失敗でもなく、単に選別の基準が「無料であること」になっていた、というだけです。見出しに書いたものが、集まる人を決めます。「無料」と書けば無料に反応する人が来て、「Xで商品を出したのに反応がない人へ」と書けば、その状態の人が来ます。
配布の見出しは、告知ではなく、ふるいです。
無料が間違った人を集めてしまう場面は、はっきりしています。第一に、あなたの有料商品がかなり限定された相手向けである場合。第二に、あなたが一人ひとりに手をかけて対応するタイプの商売をしている場合。この二つでは、母数が増えることが直接コストになります。
逆に、無料が効きやすいのは、対象者がまだ自分の問題を言葉にできていない場合です。この場合、無料の中身は「解決」ではなく「問題の名前」であることが多い。名前がついた瞬間に、その人は初めて探し始めます。探し始めた人が、あなたの有料商品にたどり着きます。
ここで、もう一つだけ具体的な話をします。無料で集めた人数を、見込み客の数として数えないでください。300件のダウンロードは、300人の見込み客ではありません。それは、300回リンクが押されたという事実です。そのうち何人が中身を読んだかも、あなたには分かりません。
数を成果として扱い始めると、次の配布はもっと数が出る書き方に寄っていきます。数が出る書き方とは、対象を広げる書き方です。対象を広げると、有料商品との距離が遠くなる。こうして、配れば配るほど売れなくなる、という状態が完成します。
無料配布の成果は、受け取った人数ではなく、受け取った人が誰だったかです。
では、受け取った人が誰かを、どうやって知るのか。アクセス解析もメールアドレスの収集もしないなら、知る方法はほとんどありません。ここは正直に書いておきます。分からないままです。分からないままで進める方法は一つで、集める側ではなく、書く側で決めることです。誰に向けて書いたかは、あなたが知っています。
ここまでを一つにまとめると、判断は「無料にするか、しないか」ではありません。「誰に、何を、どんな条件で渡すか」です。無料は手段の名前であって、戦略の名前ではありません。
無料をやめるとき
ここまでは、無料を設計する話でした。もう一つ、実際に多くの人が詰まる場面を扱っておきます。これまで無償でやってきたことに、初めて値段をつける日のことです。
この場面には、二つの怖さが同時に来ます。ひとつは、離れる人がいること。もうひとつは、「今まで無料だったのに」と言われることです。後者のほうが、たいてい怖い。
前の節で見たとおり、これは関係の種類が入れ替わる瞬間です。無償の関係にいた人が、有償の関係を選ばないのは、裏切りではありません。選ばれなかったのは、あなたではなく、新しい関係のほうです。ここを個人的に受け取ると、値段の話が全部つらくなります。
無料をやめるのは、値上げではありません。関係の種類を変える提案です。
逆にやってはいけないのは、無料だったものを黙って引っ込めて、同じ内容に値段をつけることです。これは、内容が同じである以上、受け取る側からは「取り上げられた」以外の読み方ができません。境目が説明できないと、そこから先の言葉が全部割り引かれます。
そして、逆向きの誤解も書いておきます。無料でやってきた期間は、有料に移るための投資ではありません。投資だと思っていると、回収できなかったときに、無料で受け取った人たちに対して腹が立ちます。あの期間に受け取った人は、そのとき完結しています。回収の対象ではありません。
この記事が言っていないこと
上で引いた研究は、どれも「そういうことが報告されている」という話です。区別しておきます。
効果の大きさを書かないのは、研究が扱った場面と、あなたの商売の場面が違うからです。数十円のチョコレートや、スーパーの試食や、イスラエルの保育園で起きたことが、あなたのXのアカウントで同じ大きさで起きる保証はありません。
売り手としての線引き
0円が別の棚に入るという性質は、そのまま相手の判断を飛ばすためにも使えます。使わないと決めていることを、先に書きます。
無料の目的は、借りを作ることではなく、判断を一つ終わらせることです。
最後の「すること」が、いちばん難しいはずです。無料で渡して、その人が満足して、買わずに去っていく。これを損失として数えるかどうかで、次に何を配るかが変わります。損失として数えると、配るものはだんだん薄くなり、薄い無料はあなたの評判を下げます。
手を動かす
無料で出しているものを一つ選んでください。まだ何も配っていないなら、これから配ろうとしているものでかまいません。紙かメモアプリに四行書きます。
この四つを通すと、無料の量はたいてい減り、無料の輪郭ははっきりします。減った量を惜しく感じるかもしれませんが、量は最初から効いていませんでした。効いていたのは、そこまでで一つ終わるかどうかです。
このページに入力欄はありません。書いたものはどこにも送られず、私も見ません。そもそも、受け取る仕組みを持っていません。
研究の出発点
上で使った枠組みは、私が考えたものではありません。元の論文か、出版社のページへのリンクを置きます。リンク先は英語で、一部は有料の場合があります。
Shampanier, K., Mazar, N. & Ariely, D. (2007)
Zero as a Special Price: The True Value of Free Products
Marketing Science(INFORMS / DOI)
0円は「とても安い価格」ではなく別の扱いを受けているように見える、という一連の実験。無料を価格表の端ではなく別の判断として扱う理由の出どころです。
Regan, D. T. (1971)
Effects of a favor and liking on compliance
Journal of Experimental Social Psychology(DOI)
先に何かを受け取ると、そのあとの依頼に応じやすくなることがある、という実験。返報性という言葉が指している現象の出どころのひとつです。義務が生じるという意味ではありません。
Rao, A. R. & Monroe, K. B. (1989)
Journal of Marketing Research(DOI)
価格が品質の手がかりとして使われる度合いを、複数の研究をまとめて検討した総説。「高いほど良く見える」が条件つきである、という話の根拠に使います。
Bawa, K. & Shoemaker, R. (2004)
The Effects of Free Sample Promotions on Incremental Brand Sales
Marketing Science(INFORMS / DOI)
無料サンプルの配布が、その後の売上にどう効いたかを実データで分析した研究。試供が効く条件を考えるために引きます。効果の大きさをそのまま持ち出すためではありません。
Gneezy, U. & Rustichini, A. (2000)
The Journal of Legal Studies(DOI)
金額を導入した結果、望んだ方向と逆の行動が増えた事例の報告。値段をつける/つけないは、数字の大小ではなく関係の種類の選択でもある、という論点に使います。
私はこれらを、傾向の向きとして引いています。「こういうことが報告されている」までが、この記事の主張です。効果の大きさは書きません。そして、ここで売っている第1章が4,980円に見合うことの証明としても、一切使いません。研究は、商品の値打ちを保証しません。
この記事は、ここで終わりです
四つの質問をやってみると、多くの人が04で止まります。有料が何であるかを同じ場所に書こうとして、書けない。書けないのは、有料の輪郭がまだ自分の中で決まっていないからです。
無料をどこで切るかは、有料に何が入っているかが決まって初めて決められます。逆順にはできません。だから、無料の設計に何度も失敗する人は、たいてい無料が下手なのではなく、有料が未確定なままなのです。
この記事の続きに当たるものを、一つだけ置いておきます。有料の第1章『ポジティブを商品にする』は、あなた自身の経験を「誰に、何を、いくらで、どこで届けるか」の9項目に落として、一枚の商品設計書にする実践章です。本編PDF62ページ、書き込み用のワークブックPDF27ページ、同じワークブックのDOCXの3点で、4,980円。読み物ではなく、2〜3時間かけて書く章です。
ちなみに、このサイト自体がこの記事の内容の実演になっています。トップページの長い文章も、7本の無料記事も、最後まで無料で読めます。登録も要りません。そして、無料で足りたならそれで結構です、と書いてあります。それは謙遜ではなく、この記事に書いたとおりの設計です。
この記事で説明した研究は、第1章が4,980円に見合うことを証明しません。研究が示したのは、0円が別の判断として扱われやすい、という傾向だけです。値打ちがあるかどうかは、中身を見てあなたが決めることです。
先に、向いていない人を書きます。次のどれかに当てはまるなら、買わないほうがいいです。
向き不向きも、含まれないものも、第1章のページに全部書いてあります。無料の記事だけで足りたなら、それがいちばん安く済む道です。